SyntaxHighlighter

2018年3月8日木曜日

Windows 上で一時的に Python を使って作業する際に使っているバッチファイル

Windows 上で一時的に Python を使って作業する際に使っているバッチファイル

私は、仕事でクリーンな (OS 展開直後の) Windows 実機や Windows PE 上で、Python を用いて作業をすることがしばしばあります。
今回は、その際によく使っているスクリプトを備忘録としてまとめておきます。

いずれも、 Python の -x オプションを使って、バッチファイル先頭行の goto 文をスキップしています。

1バイナリの Python

前提として、1バイナリ化した Python を使います。

以前に書いたように、ほぼすべての標準ライブラリを含んだ StacklessPython を、単一の EXE ファイルをコピーするだけで動作するようにしてあります。
こういった用途のために作ったので、インストールが不要かつコピーするだけで使えるようにしました。

管理者権限で実行する Python スクリプト

下記のようなバッチファイルを用意し、print("hoge") 部分を好きな Python スクリプトに変更すれば、ダブルクリックするだけで、管理者権限の Python スクリプトとして実行することができます。
なお、同じディレクトリに python.exe が必要です。

readline を有効にした状態で Python インタプリタを立ち上げるスクリプト

こちらも、下記のようなバッチファイルを用意し、ダブルクリックすれば、 Python のインタプリタが立ち上がります。
pyreadline を使っているので、 Ctrl-f などのキーバインドや、補完、ヒストリ保存もできます。

作業の内容によっては使えると思いますので、置いておきます。